11-3. RNAの扱い
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RNAは化学的に安定な条件である弱酸性(pH 5.5~6.0)で扱うことを基本とする
分子の大きさを分析する実験では、RNAが分解しないように調製することが必要
細胞には多くのRNaseがあり、その多くはEDTAで阻害されない
フェノールなど、通常のタンパク質変性試薬はRNaseを完全に失活できないため、タンパク質変成作用のより強力なグアニジンイソチオシアネートなどを用いる
組織からRNAを抽出する場合、組織は液体窒素中で冷凍保存しておき、凍結細胞の溶解もタンパク質変性剤の中で行うなどの注意が必要
取り扱い操作は、RNaseで汚染されていない試薬や器具を用いる